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- 2023.09.15 Friday
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最終日の洲本。
身体は疲労を溜め込んで限界を向かえている。
喉は一言も喋りたくないくらいの声を抱えている。
もう、どこから自分の声が出ているのか?
正直、分からなかった。
分からなかった。
見栄も虚勢も体裁も、
そんなものの欠片が心にあったなら、
何一つ伝えられなかったと思う。
お客さんが泣いている。
確かに、伝わっているものがある。
歌が涙の出口を作れている。
あぁ、大丈夫だ、今日は超えられる。
自分の限界を、超えられる。
そう、思った。
限界は、虚無を産み、
虚無が新たな限界を見せる。
そんなスペクタクルな経験が、
たった一週間の、たった2,500kmの旅の、
その果てに待っているなんて思いもよらなかった。
ひとの好意に、甘えてはいけない。
行きたい場所には、自力で辿り着け。
その気持ちがあるなら自分の力で、走り抜け。
そう、教えられた。
でも、独りじゃ何も出来ない事も分かっている。
だからそこには深い深い感謝が生まれるわけだ。
初めてのお店もあったし、
初めての街もあった。
今回の全ての会場に言える事は、
そこに居る人達がこんな僕のために一生懸命してくれた。
心からのありがとうを言いたいです。
本当にありがとう。感謝しています。
とは言え、旅はトラブルの連続だ。
それを楽しめるのかどうかが、旅人の資質。
見たかったものも、見たくはなかったものも、
知りたかったことや、知りたくなかった事、
全部見えてしまうのが、旅。
そしてそれを吸い込めるかどうかは、自分。
間違いなく今の自分は旅に育てて貰っている。
それを自分の住んでいる街の人達が、
確認してくれている、有り難いことです。
人は、他人を通してしか自分を確認出来ない生き物。
その事をね、忘れずに旅を続けていきたい。
あなたの人生だって、そうでしょう?
置き換えたら、それは旅そのものでしょう?
思えばこの開花前の月下美人に後ろ髪を引かれながら出掛けたツアー、
ここから旅は始まっていたんだね。
初日の下関T-Gumbo。
初めて歌うお店、聞きに来てくれたお客さんは全員初めまして。
小倉asobiba。
J-dadくんとの突然のセッションもあり演奏を楽しんだ夜。
福岡KidRock w/松本かつひろ
ピアノの米さんまで遊びに来てくれたこの日、
福岡あるよ。一周年パーティー&ライブ。
客席の年齢層の幅広さが尋常じゃないこのお店のパーティー。
最初はとんでもないお店と知り合っちゃったと不安だったけど、
唐津KnockWood w/松本かつひろ、AKIHITO、
初めて来たお店です。新しくてピカピカしてる感じ。
福岡DreamBoat。
東区奈多という聞き慣れない住所に移転した淳平さんのお店。
KidRockにも来てくれたTさんが約束したTシャツを持って来てくれました。
左が坂庭省吾さんのギター、右が宮崎勝之さんのマンドリン。
お二人ともすでに星になられた憧れのミュージシャン。
どうやらTさんとはルーツが非常に近いらしくて話しが尽きないんです。
またゆっくり話せる日を楽しみにしてますね!
洲本なんくる、そこの何件か隣りにあるのが「キャベツ畑」というお好み焼き屋さん。
ライブ前の昼食は必ずココで食べている程にここのお好みが好き。
いろいろ教わった上にソースを塗る刷毛まで頂いちゃいました。
これが最終日の洲本でした。
みんな本当にありがとう。
あなたたちのおかげで僕は見た事の無い景色を見る事が出来た。
真希ちゃん、ちぃちゃん、お疲れさまでした。
また秋に、ね!
DreamBoatの淳平さんが作ってくれたベーコンが、
洲本のジュルジュのマスターの手によってベーコンエッグになって出て来る。
こういうのも大好きだし、旅の途中に起きる素敵な連鎖だったりする。
やっぱり止められないよね、この人生。
いよいよ来週はAcousticCamp2017です。