友達よりも家族寄り、みたいな関係。

一番気心の知れた友達でもあり、
何かの時には頼れる身内であり、
音楽的には教えを乞える先輩でもあり、
一緒にステージに立てば何も隠せない、
その上案外家族ぐるみで付き合えている、
そんな関係だとR3のメンバーのことを、
僕は勝手に思っている。


イットさんは音色に厳しい。
一番厳しいのは常にイットさんだ。
意外に思うでしょ?でも厳しいんだよ。
自分の音色にも厳しいから、
一時期、コントラバスの足の部分だけを何本も持ち歩き、
会場によって合う音色が見つかるまでとっかえひっかえし、
妥協すること無く音を探していた。
本番で見せる顔しか知らないと本当に意外だと思う。
でも、アンサンブルについても沢山教えられたな。
誰かが出したきっかけに対しての反応の早さや、
メロディーに寄り添うベースラインを弾かせたら、
この人以上のベースはなかなか居ないと思う。
なによりも温度の高い人だから、
会場からの帰り道に喧嘩になった事も数知れない。
ステージの出来に関してはお互い妥協しないから、
裸で言い合う事も何も怖くないしむしろ有り難い。
普段は人当たりの柔らかい人だから、
なかなか本音を引き出すのは難しい。
そんな人が本気で難しい顔をして話してくれる相手で、
自分は居たいなあって常日頃から思う。
二十年以上前に、一緒に演るって言った約束を、
十年前に持ち出してそれを受けてくれたからこそ、
今の龍麿3があるわけで。
まぁこんなに続くとは本人も思ってなかったからね、
人の巡り逢いってのは、つくづく不思議だよね。
僕にとっては自分で決めかねるような事にぶち当たった時、
相談出来る数少ない友達。


ユカリさんは、釣り友達だった。
いきなり一緒に演って下さいなんて言えない僕は、
最初一緒に釣りに出掛けたんだった。
なにしろ、自分が聞いて来たレコードの中に居た人だ。
大滝詠一さん、山下達郎さん、沢田研二さん、寺尾聡さん、
自分がカバーして来たアルバムの中に居たひとだ。
本来、僕の車に押し込んで十時間以上の移動とかをね、
させちゃいけない大御所なわけだけれど、
本人はそんなプライドなんてまるで無くて、
いかに面白いライブを演るかしか考えていない。
ユカリさんとも喧嘩する。ビビりながらも、する。
腹に抱えたものを堪えて演奏を一緒にはしたくない人だから、
演奏前になるべく全部の事を裸にしてから、演る。
怒られても仕方が無いようなポカをやらかした時にこそ、
ユカリさんの大きさに救われたツアー中の場面が幾つもあって、
本番中にも気付かされることが本当に多くて、
一緒に演ってくれた事、心から感謝している。
どうしたらもっと大事に出来るのかを、
心を込めて考えられる数少ない相手。
扱いが丁寧じゃないから案外伝わっていないかもしれないが、
常にそういうことを考えながら一緒に演奏してもらっている。


北海道と沖縄以外はどこまでも自分の車で走る。
決して大きな車ではない、むしろ狭い空間に男三人、
10日以上の移動が続けば空気が淀む瞬間もある。
誰かがイライラしていたりしても普通の出来事でしょ。
普通に暮らしていても十年変わらずに付き合えるって、
結構難しい事だと思うんだよね。
まして、僕らは、バンド。
バンドとして人前に出てなんぼの仕事。
何百本と繰り返された本番のその度に、
人前で計られながら、お互いに計り合いながら、
長い時間を一緒に過ごして来た。
これはね、僕の財産です、財産。
これだけは誰にも侵されたくないし奪えないもの。


例えばソロでも。
長年ツアーを続けて行くのは本当に大変なことなのね。
ましてやバンドでのツアーなんて常識から考えたらさ、
もう有り得ないくらいの苦労の連続をメンバーに強いている。
トリオと言う単位にしてみても、
身近に限って言えばみんな辞めてったね、辞めてったよ。
キツかったんだろうね。
物凄く、分かる。大変だったろうな、きっと。
でもR3はさ、そのキツさよりも楽しさの方が勝ってるんだ。
これはひとえにメンバーの懐に頼る部分が多いけれど、
間違いなくその日の演奏のスリルの方が勝ってるの。
この人達に演奏してもらえるだけの歌を、
唄わなきゃいけないんだよなって、常に思っているの。


これね、本当は10周年に寄せて何処かで発表しようと思って書いてみたの。
まだAnniversaryTourの本数も一桁の段階なんだけど、
なんだろうね?
ここまでの手応えを噛み締めていたら、
ブログに載せたくなってしまった。
今、色んなことを再確認しています。
街のこと、お店のこと、そこに集う人のこと。
改めて、確かめている。


このところナーバスな文章が続いてて心配をおかけしてしまったみたいだけど、
メンバーは全員元気です。
病気の心配も今の所は、
あ、
イットさんが市の健康診断に引っかかってるらしいけど(笑)
すぐに心配なことは何もありません。大丈夫。
とは言え様々な事情によりR3で回れる日程がかなり限定されて来ますが、
こうなったら採算なんか度外視した行程で望みますから。
待ってて下さいね?行くまで、待っててね?


要するに何が言いたかったのかというと、
僕はあの二人のメンバーのことを、
自分で思ってる以上に愛してしまっていると。
大好きとかじゃ足りないくらいの気持ち。
それをね、言いたかっただけです。
イットさん、ユカリさん、
この10年、ありがとうございました。
まだまだ旅は続きます。
どうかこの先もお付き合いの程、
よろしくお願いします。

 

 

 

 

今日も読んでくれてありがとう。
心に愛が満ちている、素敵な今夜です。
こんな気持ちを届けに行きたい。
だから、待っていてね?


スポンサーサイト

  • 2018.06.17 Sunday
  • -
  • 01:58
  • -
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

コメント
3人ともココロが大きいんだよね。
だからボクも大好き。どこまでも少しでも一緒に痛くなっちゃう。
2枚組ニューアルバム楽しみにしてる(笑
  • ミヤシタ
  • 2018/04/10 2:35 AM
宮ちゃん
ありがとうね。
でも二枚組みは止めようね(笑)
  • りゅうまろです。
  • 2018/04/10 1:05 PM
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

Live Information !

New Album「Tonaride vol.1」
2017 06 14 Release!


06/22 北海道札幌市 龍麿2
06/23 北海道釧路市 龍麿2
06/24 北海道帯広市 龍麿2
06/25 北海道札幌市 龍麿2
06/26 北海道札幌市 龍麿2
06/27 北海道札幌市 龍麿2
07/04 愛媛県今治市 龍麿1
07/06 愛媛八幡浜市 龍麿1
07/07 高知県高知市 龍麿1
07/08 高知県高知市 龍麿1
07/13 神奈川県大船 龍麿1
07/15 神奈川小田原 龍麿1
07/20 神奈川湘南台 龍麿1
07/28 新潟県加茂市 龍麿3
07/29 新潟県南魚沼 龍麿3
08/11 神奈川県大船 Special
08/17 大阪府大阪市 龍麿3
08/18 大阪府大阪市 龍麿3
08/19 兵庫県洲本市 龍麿3
08/25 神奈川県大船 龍麿3

詳細はこちらで

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< June 2018 >>
     

つぶやいてみました。

links

selected entries

      

recent comment

categories

archives

profile

search this site.

sponsored links

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM