惜別の形

まだどこから書いていいのか、分からない。
出会いと別れを繰り返しながら、旅は続いていく。
歌っている瞬間、心が空っぽに近い状態になり、
そこに思いもよらないものがそっと忍び込んで来ることがある。
この旅の最中にそんな瞬間が何度もあった。
でもそんな時に隣で
「….歌った方が、いいよ….」
って言ってくれたイットさん。

この人と一緒で良かった。本当に良かった。


このツアー、心から演奏を楽しんだ。
イットさんと二人、心底楽しんだ。
多分二人でロングツアーを回るのも十年以上ぶりの事。
「旅空」を作る前、二人で九州を回った時に見た、
あの大きな空を思い出すような、そんなツアーだった。


去年一年、今年のツアーのために色んな街を周り、
次はメンバーと一緒にと思って組んだツアー。
残念ながらユカリさんは参加できなかったけど、
今回の旅は「そういう事だった」んだなぁって。

 

3,400km以上を10日間で移動した慌ただしいツアー。

運転手的な観点で言えば何気なく走り過ぎた道路に、
何日か後に意味を帯びるような出来事があったり、
ちょっと無理をして前乗りした町での出来事が、
とんでもないタイミングの巡り合わせだったり。
不思議なことは起きるもの。
それを偶然で片付けるか、必然と受け取るか。
それだけでも旅の意味は全然変わって来るもの。


その人はまるで、
僕らが街に無事に着くのを待っていたみたいに、
眠るように息を引き取ったという。
ライブが終わった翌朝、その知らせを聞いた。
こんなタイミング。
無情なタイミング。


別に何か重いものをしょったわけじゃない。
ただ、ただ。


例えば、
入院中だったら、その人は来るなって言い張って、
多分会えずに終わっていたかもしれない。
例えば、
もっと早くに亡くなってしまっていたら、
それも本人には会えなかったかもしれない。


この、タイミングでしか、会えなかったんだ。


聞けばご両親にも介護に当たっていた人達にも、
一切弱音は吐かなかったらしい。
でもね、僕のところに来るメールには、
「怖いよ、怖くて仕方がないよ」
「もう疲れた、もう、いいよね?」
って、恐らく本音塗れの言葉が綴られていたの。


きっと龍麿さんが来るの、待ってたんだね?
って言われる度に涙が溢れそうになった。
このツアー中、思い出しては涙を堪える、
そんな瞬間がずっと続いていた。
でも、生身の本人に会えて、
「おかえり、もう怖くも痛くもないよ、大丈夫。」
って言えたのは、
このタイミングしか無かったんだよね。
惜別の形はいろいろあるだろう。
恐らく春までもたないだろうって言われてたその人が、
お別れを言えるタイミングまで待っていてくれたこと。
心からありがとうって言いたい。
ありがとう。さようなら。

 

 

 

初日の鹿屋Gingatei。

なんの縁もない街に、待っていてくれる人がいる。
それがこんなに心強いことだと、改めて心に刻む夜。
裕二さん、いっこさん、ひろっさん、お世話になりました。
みんな、ありがとうございました。

 

 

 

二日目、都城吉左右。
ほぼ初めましての皆さんが踊り出す。
やっとこの街の定点が見えてきた気がします。
まっちゃん、二日間ありがとう!

 

 

 

オフ日にFM霧島で特番の収録。
カヨちゃんの天然さに翻弄されながらも楽しい一時間を。

 

 

 

三日目、宮崎GARAM。
マスケさん、千代さん、お世話になりました。
まだまだ頑張らなきゃいけない街ですが、少しずつお客さんは増えている。
宮崎の皆さん、また寄らせてくださいね。

 

 

 

四日目、日向KECAK。
絶妙なタイミングでドラムの黒田さんが参加してくれた。
素晴らしい演奏、本当に楽しい夜だった。
正剛くん、ありがとう。
皆さん、また秋に会いましょうね。

 

 

 

五日目、佐伯Coffee5。
平日だったので集客の苦労をかけてしまった。
でもこの夜のライブは忘れないよ豪ちゃん。
こんな素敵な家族が作る空間、みんなに教えたいです。
遠くから来てくれた皆さん、ありがとうございました。

 

 

 

六日目、福岡山本邸。
きっちり50人。過去最高の動員でした。
高校生だった隣の娘は30になり、次女は大学生でバイクに乗るという。
12年の流れを感謝の気持ちに込めて歌いました。
皆さん、いつも本当にありがとう。

 

 

 

旅の途中で安斎肇さんからこんなイラストが届く。
10周年のイラストを描いていただきました。
ありがとうございます、大事に使わせていただきます。

 

 

 

七日目の下関、会場は郵便発祥の地と言われる郵便局。

 

 

 

10何年振りの再会あり、新しい出会いもあり。
西田くん、本当にお疲れ様でした。
原さん、素敵なオペレーションありがとうございました。
また必ずあう予感の客席の皆さん、
また必ず、ね?

 

 

 

最終日、福岡あるよ。
まだ二年目のこのお店でも、待っていてくれる人がいる。
ありがたいことです。心から感謝。
祐さん、メグちゃん、マリちゃん、ありがとう。
打ち上げまで付き合ってくれた皆さん、いつもありがとう。
秋にまた帰って来ますから、よろしくね?

 

 

今週は大船で一本と湘南台で一本。
あ、湘南台は急遽龍麿3で演奏します!お見逃しないよう!!!
詳しくはこちらをクリックしてください。
詳細もだいぶ更新しました。
スケジュールもどんどん増えています。
ありがたいです。呼んで頂けること、ありがたい。

 

 

まだ載せていない写真の方が多いので、
番外編、書きますね(笑)
今日も読んでくれてありがとう。
夏が、来ます。

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  • 2018.06.17 Sunday
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