この八月九月、コンプーターでの制作物が山のようにありました。
ジャケットのデザインとかTシャツのデザインとか、
フライヤーの入稿とかもう一個ジャケットのデザインとか、とかとかとか。
正直イラストレーターとかフォトショップとか、俺は全く得意じゃないのです。
それを周囲の人々を巻き込んで一つ一つやっつけていたのですが、
なれない上に専門用語の応酬を喰らいほとんど自閉症になりそうな作業だったのです。
そのストレス塗れのクソ忙しい最中にですよ、MacBookのキーボードがダメになった。
どうダメかというと、
「delete」「数字の8」「スペース」「カナ切り替え」「Eのキー」が
効かなくなってしまったのです。
勘の良い方ならもうお分かりかと思いますが、
これでは何の作業も出来ません(泣)。
変換確定も出来なければ、間違いも消せない。
しかしこれまたご存知の方も多いと思いますが、
Appleになんか頼んだら法外な修理工賃がかかってしまいます。
そこでヤフーオークションでキーボードだけを購入し、
なんとか自力で取り替えてみようではないかと.....
ご覧の通りこの機種のキーボードは表面一体型になっていて、
一見どこで本体に止まっているのかがよく分からない仕組み。
この傾向は新機種になればなるほど顕著で年々いじり辛くなってきてます、Mac。
で、ともかく目につくネジというネジを片っ端から外していくのですが、
このネジの小さい事小さい事。
まぁどうにかこうにか交換して無事に作業に復帰したのですが、
昔のiMacみたいにどんどん自分で改造出来たりする方が面白かったなぁ。
Appleっぽいっていうか、プラモデルっぽいっていうか。
やっとストレスが軽減されたと思った矢先、
今度は据え置きiMacの純正マウス、
こいつの調子がおかしくなってきた。
コレに至っては、ネジなんかどこにもないわけ。
これこそどうやってくっついてるのか全然分からない。
ちょっと悔しいと言うか、ムカッと来ると言うか、
こういうの、逆に燃えるわけです、バラし屋としては(笑)
部品と部品のほんの隙間に薄めのピックを差し込んで、
少しづつ広げていきます。
ピキッと言うなんとも不吉な音も聞こえたりしましたが、
めげずにバラバラにします。
あのクリクリは要するに昔のマウスの裏側についていたトラックボールが、
表面に飛び出ているような仕組みの作りになっているわけで、
案外といろんな配線や基盤が入っていたりもする内部の様子は小宇宙です。
でもなぁ、なにも裏蓋を接着剤でとめなくても良さそうなのに。
結局、精密に作られたローラーにゴミが絡まっていただけだったんですが、
たったこれだけのメンテナンスもさせたくなさそうな
コノ製品の作り方にはちょっと悲しくなりますね。
調子悪かったらもう一個買えってことですかね?
フフフ、買うもんか、そう簡単にかったりするもんか!
てなわけで今回は修復完了です。ヘへへ。
あ、おまけに昨日のスタジオの様子を一枚。