ある日、食パンが届いた。
先日の伊豆キャンプで一緒だった奈良の洋菓子職人、
「生クリーム」ことまつもとさんの作品。
なんでも低音で熟成、、、
違った、、、
低温で熟成だ。
そう、そうして作るらしいこのパン、きめの細かさと舌触りが抜群!!!
とりあえず丸かじりでバクついてしまいました。
この食パンを待ち構えるように手作りジャムを頂いたり、
クローテッドクリームを買ってきてもらったり、
いろいろな食べ方をしてみました。
なにしろこのサイズを二斤と、
立派なフランスパンまで送って頂いちゃった。
これはうちだけじゃ食べきれないし勿体ない、
よしっ!美味しいうちに近所に配ろうと思い、
いつものメンバーに少しずつですがお裾分け。
ほんとはタイミングが合えば家でパンパーティーしたかったけどね。
生ちゃんには以前、イベントに持ってきたお菓子をお土産でもらったんですが、
そのクッキーも物凄く美味しかった。
実はまつもとさんについては忘れられない事が幾つも幾つもある。
昔神戸のイベント会場へ唄いに行ったときのこと、
深夜に会場入りしてみるとみんなで鍋を囲んでいる最中でして、
その真ん中の席には泥酔したまつもとさんがうつむいて座ってました。
その姿が、壮絶だった。
全裸で、後ろ手に椅子に縛られ、股間には紙コップがガムテープで固定されていた(笑)
意識不明の本人の周りで平然と鍋を突つくみんなもスゴかったけど、
今でも目に浮かびます、あの姿。
わざわざ特注した全身タイツでキャンプ場に登場したかと思えば、
日が暮れて蛍を見に行こうと言い出して、
こんどはわざわざ全裸になって蛍狩りに出掛けたり(笑)
あの日常と、このパンの出来具合が俺の中で重なるまでには、
もう何年か掛かるのかもしれないです。
いやぁ、美味しいパンだった。
と、ここで終わろうかと思っていたのですが、
先週のライブに遊びに来てくれたのが
「やすベーコン店」こと大船のヤッさん。
このヤッさんがうちのメンバーにも大好評のいつものベーコンではなく、
なんと新作のチーズムースを差し入れに持ってきてくれたのです。
これが、
これが、
またもや絶品。
しかも食パンとのこのタイミング!
もうセッションですよ、これは。
ちょっとカリッと焼いたパンに、ムースを乗っけてパクリ。
......幸せなのだった。幸せ。
こういう時いつも思うのだけど、
仕事で人を笑顔にするというのは、
そのジャンルによって使う材料は違っても、
向かっているベクトルっていうか気持ちっていうか、
良いものを作ろうとするやり方は案外一緒だったりするんじゃないか、と。
そんな気持ちを持った仲間が日常に溢れている今の自分の身の回り、
つくづく幸せな環境だなぁと思いました。
生ちゃん、ヤッさん、いつも本当にありがとうです。
俺もライブ、頑張ります。
明日は藤沢の
ジャミンに初登場でございます。
Start 20:00
Charge ¥1,000(安っ!)
イットさんとユカリさんのトリオでお待ちしております。
ジャミン、大好きなお店なので皆さんも是非一度!