前々から助手席の内側、
肘掛けと言うかドアノブというか、
要するにドアを閉める時に引っぱる部分、
それがすっかり抜け落ちてしまった様子はお伝えして参りましたが、
夏のツアー以降はもうどうでも良くなってしまい、
乗り込んだ各々が指を穴に突っ込むなり窓枠を引っぱるなり、
なきゃあないでなんとか閉まるもんだな、なんて
放ったらかしの状態が続いていました龍麿号。
実は後ろの席のドアもね、
とある事情からロックピンが無くなってまして、
手動でドアロックが出来ない上に、
リモコンで閉めてもうまくロックしなかったりはたまた開かなかったり、
どうにもこうにも不用心な状態。
これは、いかがなものか、と。
そんなわけでとうとう一念発起しまして、
ドアの内張りを外してキチンと直す事にしたのです。
結果、
長い事ただの穴でしかなかった部分にロックピンが帰って来ました。
これでやっとユカリさんも自由に乗り降りが出来る(笑)
この席は上原ユカリ氏の指定席みたいなもんで、
二人で出掛ける時もうっかりこの席へ座ってしまう程。
「タクシーみたいで変だから前へ乗って下さいよぅ」
だってねぇ、本当に運転手みたいに見えちゃうじゃん、俺(笑)
でね、
この時に案外簡単に内張りが外せたもんですから、
こりゃ助手席もやる気次第では直せるんじゃぁないの?
なぁんて思いまして。
外してみたのです。
助手席の内張り。
そして歪んでしまった取り付け部分の鉄板を、
コンコンと叩いて板金作業。
元々綺麗な四角だったものが歴戦の勇者たちの攻防に合い(笑)、
めくれて広がっちゃてたんですね。
こりゃ外れちゃってもしかたがない、
っていうか、みんなこの肘掛けにどれだけ体重かけたのよ?え?
せっかく普段は外れない部分が外れたので、
ついでに綺麗にしてみようとゴシゴシとスポンジで洗い、
細かい部品を元通りにハメて行きます。
じゃじゃぁ〜ん!
こっち側だけ、ピカピカ(笑)
今回はキッチリと直ったはずです。
これで思いのままにドアが閉められます!
あぁ、なんて素敵な締め心地なんでしょう!
助手席常連の皆々様、もう気兼ねなく閉めて頂いて大丈夫です。
ま、車本来の機能が復活しただけなんですけど。
ちょっとした達成感。
今月の旅が楽しみ。
こんな些細な事でも人間の気分って変わりますね。
案外大事な事なのかもしれないな。
そう、「
唄う、鬼を見た」でも書きましたが、
どうしてもこのツアーの結末を見届けたくなってしまい、
幸いにもチケットを譲って下さると言う親切な方の出現もあり、
急遽今週の武道館、ツアー最終日へ出掛けて来ました。
もうね、喉なんてボロボロのはずなのに、
のっけからぶっ飛ばされちゃうような唄いっぷり。
でも見ているこちらとしては、
しかも同じ唄う立場の人間としては、
「ウワワワ、最初っからそんな無茶したら....」
とか、
「あぁそんなに声を張ったりしたら....」
とか、
もう感情移入しちゃって大変なわけ。
なにしろペース配分もくそもない(失礼)、
圧倒的な歌が立て続けに繰り広げられて行く。
ある曲の中盤で
「ひぃ、ここでそんなシャウトをっ?!」
って身が縮こまった瞬間があり、
やっぱりその直後から声が擦れ気味になったんだけど、
それでもおかまいなしに歌いまくるわけです。
完全にメーターを振り切った状態でエンディングまで唄い切ってしまった。
スゴいものを見た、としか書けない自分が情けないんですが、
いち歌唄いとして凄まじいレベルのライブを体験した気がします。
そして武道館、
ここでライブが演りたい。
夢物語ではなく、そう思った夜なのでした。
頑張ろ。
みんなも変わらぬ応援を、よろしくお願いしますね。
今日も読んでくれてありがとう!
またね!