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- 2023.09.15 Friday
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- by スポンサードリンク
もうすぐ総走行距離が330,000kmになる龍麿号。
昔はガラスだったヘッドライトレンズがプラスチックになり、
上が取り寄せた綺麗な中古品。
なんでこの車にそんなにこだわっているのかと言うと、
もしかしたらHONDAの開発の人がCarShowを見て回っているという噂は本当で、
どこかで僕の車を見たんじゃないかなっていうくらいそっくりなんだよ。
まぁヘッドライトの交換だろ?くらい気軽に取りかかったものの、
それでもなんとか交換完了。
これは随分前から折れて外れかけていた助手席側のインナーハンドルと、
接点不良で開くには開くけど閉まらなくなっていた窓の開閉スイッチ。
いまや中古で状態の良い部品を探さなければ手に入らない我が愛車。
このくにゃくにゃしていたハンドルを新しいのに付け替える。
下のカセットデッキはだいぶ前から照明が切れていて、
その間、何も無いフロントパネル。
せっかくだから試してみようと思い、
十日間くらい車に載せてみました。
復活した二台のデッキ。
これは何年か前に興味本位でLFD化してみたメーターパネルのライト。
それも元々の普通の電球を新たに購入して交換。
7/31にこんな画像が僕の携帯の届いた。
なんだこれ?なんの数字だ?
と最初はポカンとしていたのだけれど、ハッと気が付いた。
ぁ!ほんとに切ったんだ、70kg!
すごいなぁ、頑張ったなぁ、おめでとう!
と同時に何かそこはかとない不穏な予感が頭をかすめる。
あれ、これって、もしかして、もしかして、、、
そもそも話しの発端は前回歌いに行った夜、
終演後のカウンターで気持ちよくTonarideしている時だった。
京都のNeon Forest JIJI店長、堤さんが、
「あのね、僕今月中に70kg切りますよ!」
と言い出した。
それを聞いた常連さんたちが、
「無理や、そんなもん、無理に決まっとる」
って口々に言い出してちょっとした論争の様相。
で、僕も勢い、
「じゃぁさ、70kg切ったらノーチャージで一本歌うよ、ここで」
なんて阿呆な事を口走ったのだった。
「その代わり切らなかったらライブに来た人全員飲み放題だからね?」
みたいな話しで盛り上がって、
そう、確かにその場は盛り上がって帰って来たのだった。
これは後日談だが、京都には大好きな料理人がいて、
あ、この人は超腕の立つ料理人であると同時に、
人生そのものがギャンブルみたいなギャンブラーでもあるわけで、
逸話も数限りないがその風貌と語り口にいつも圧倒されながら、
(僕も結構色んなところで色んな話しを聞いて来たけど、
この人の話しには目を丸くする事のほうが多い)
今まで食べた事が無いくらい美味しいホルモンを頂くのが恒例化している、
そんなギャンブラーシェフのしんちゃんが、
「あんなな、無謀な賭け、俺は絶対せえへん」
とのたまったくらいの話しなので堤さんの周辺では
つまり僕の帰ったあとの京都界隈では結構波紋を呼んでいたらしいのだが、
言った本人はすっかりそんな事を忘れていたという失態。
京都から帰って来ました。
一泊二日で京都へ、約束を果たしに自己完結的な潔い旅。
結果、思惑とは逆に色んな方に気を使わせてしまったけれど、
僕自身のはこのフリーライブ@京都、本当に自由に楽しめた夜だった。
なんて言うのかな?
結構離れたこの京都まで来た上で歌いながら心を解き放てた的な、
視点を変えるといつもはどれくらいの歌う以外の余計な要素に、
知らず知らずにステージ上の自分の心が影響されていたのか?
それを思い知るような自由度を経験出来た気がしている。
知り合いの同業者、同じような立場のバンマスが言っていた事を思い出す。
集客の不安な要素、電車の遅延や荒れた天気とかが重なった本番の当日、
ステージの幕が上がって客席が見えてその数をざっと皮膚で感じた時に、
「あぁ、やべーな、今日**円くらい赤字かもな、
って気持ちがさ、やっぱりあってさ、だって分かるしさ、
でもそこからもう一度集中してかなきゃダメだからさ、俺たちは
でもな、人間だから考えるよ、どうしてもそういうことは」
これはもう習慣として仕方が無いのかもしれないけど、
同じようなことをたまに思うんですよ、どうしても。
特に誰かを呼んで一緒に演る会場とか、メンバーが多い時とか、
一瞬なんだけどね、パッと見た客席の様子で同じような事を思う時が有る。
ちゃんと払えるかな?大丈夫かな?なんて気にしてしまう一瞬がある。
だってこれ、僕の立場としてはとても大事な事だからね。
他の演奏者にはそこを気にしないでやって欲しいからこそ、気にする。
そんな習慣が良くも悪くも身に付いていたんだなってことを、
全部取っ払った京都の夜が教えてくれたんだよね。
ちゃんと純粋に歌と向かい合ってんのかよ?
お前の中の邪念を思い知らせてやるよ?
そんなことも軽々乗り越えられないで、プロ面すんじゃねぇよ。
みたいな気持ちをね、あの夜僕はニコニコしながらただ、
「ハイ、その通りです、すみませんです」って思いながら歌ってた。
またひとつ、自分の中での小さな壁と直面して、
それを飛び越えた夜だった京都、なんだか嬉しかった。
それもこれも堤さんがダイエットに成功(当日は若干戻っていたけれど)
したからだしね、期日三日前には目眩しながらサウナへ行ったんだって。
ある意味、してはいけないダイエットの見本みたいな話し。
でもそのおかげで気が付いた自分にまた会えた。
ありがとう、ツツミン。
この一件で僕はやっと京都の人達に受け入れてもらった気もしています。
こんな冗談から駒みたいな話しだったけれど、行って良かった。
これ以降の歌が変わって行くような夜でした。
ありがとう、京都。
僕はあの夜の気持ちを忘れずに歌いたいです。
この写真を取ってくれたのは山形から来ていたM子。
ギャンブラーシェフ、シンちゃんはその夜演奏後のお店に顔を出しに来てくれた。
打ち上げでシンちゃんとこに行かれないのか?
もうグルメブログみたいになっても良いね?
翌日、現場が無いせいで時間に余裕があったので神社にお参りして
(御金神社っていうお金持ちにしてくれるところ、
本当に可愛いフレームデザインに、
女性でもまたがれるようなホイールサイズ。
あぁ、また欲しくなって来た(泣)
その後、シンちゃんのお店の打ち上げでばったりお会いしたラーメン屋のマスター。
「龍麿さん行きます?明日?」
「行く、行きます!」
その前夜の打ち上げ時にシンちゃんが、
「これね僕が監修した卵サンド出してるお店。
龍麿さん、コーヒー好き?」ってカフェの載った本を見せてくれる。
ご存知の方も多い話しですが、コーヒーは大好き。
で、電車に乗って連れて来てもらったのがOkaffe Kyoto。
深炒りなのに雑味の無いDandy Brend、参った、旨かった。
帰り際にお話しさせてもらった世界三位のバリスタの岡田さんは、
なんと僕の地元の27CoffeeRoastersのかさいさんとも知り合いだった。
目指してる位置が近い人って、必ず繋がっているんです。
これはどんな職種でもどんなジャンルでも、同じです。
シンちゃん、アテンドありがとうございました。
あなたの料理を立ち位置とすると、
それを裏付けるような翌日のお店たち。
今度は神奈川にも遊びに来てね?
さぁ次はまたまた楽しみなライブ、
僕はギタリストとしての心意気でこのライブに望みます。
09/29(fri)
会場 --- 「Bay134」
神奈川県藤沢市辻堂 2-3-9-2F 0466-65-3585
時間 --- Open 18:00 Start 19:00
料金 --- ¥2,500+order
出演 --- 濱中祐司×端山龍麿
それを皆さんに楽しんで頂けるところまで昇華させます。
是非、聞きに来て下さい。心からお願いします。
今日も読んでくれてありがとう。
各種SNSとの連携を一旦全部切りました。
様々なご意見も頂戴しているのでどうなるかまだ分かりませんが、
とりあえずMarologはMarologとして独立した場所に立ち戻った。
だからもう一度お礼を言わせてください。
わざわざ読みに来てくれてありがとう。
なるべくここに沢山書きたいです。
いったい何をどう書いたら良いのか?
表現力がその場で起きた事に追いついてくれるんだろうか?
ともすれば僕の言葉が見にきてくれた人の余韻を濁してしまうんじゃないか?
今年のAcousticCampについては本当に書き辛い。
それくらい現場の空気が素晴らしかった。
去年までの20年、そして去年の20周年、
もちろん盛り上がったのは言うまでもないし、
普段来てくれないような人まで見に来てくれたのは嬉しかった。
でも、今年の空気感は、あぁ自分が演りたかったことってこうだったよな、
って思い出させてくれるような、そんな二日間だった。
改めて、AcousticCamp2017に御来場頂いた皆様、
本当にありがとうございました。
あんなにあのイベントが楽しいと思った事、
正直いままでなかった。
それくらい楽しかった今年のキャンプ。
自分の暦の中でも大きな節目の一日。
いろいろな事が試される一日。
どうしても欲しいものには、
迷わずにずっと手を伸ばし続ける。
行きたい場所に着けるまで、
迷わずにずっと歩き続ける。
それが何か分かっていなければ、
手にする事なんて出来っこ無い。
そして僕らの仕事はその、どうしても欲しいものを作る事、
そしてどうしても欲しい存在に、なること。
「会場での龍麿さんはピリピリしててとても話しかけられない」
去年、そんな風に言われたこともあって、
今年はなるべくヘラヘラしていることを心がけた。
不思議な話しだけど、そんな心持ちで望んだ今年のAcousticCamp、
21年目にしてやっと自分が楽しめたような気がしている。
あ、今上がったほうが面白いなと思ったステージには、
音響チームに無理言ってでも迷わずに登ってみた。
毎回過去を上回る一日を目指してここまでやってきたけれど、
今年は本当に楽しい一日だった、いや二日間だった。
本当は主催者としたら楽しんでないで楽しませなきゃダメだけど、
なんだろう?
自分も一人の参加者として楽しめるポジションを見つけてしまった。
もう次の次の、仕事の段取りが始まっている。
残念ながら余韻に浸っている余裕はあまりなく、
次から次へ、どんどん移動していかなければ、死んでしまう(笑)
有り難い事です。
10年前の不安しか抱えていなかった自分に言ってあげたい。
案外、大丈夫。全然、苦しくないよ。って。
よくさ、忘れるべからずって言うけれど、
忘れるよね。忘れるよ、初心。
だってさ、どうしたって最初の気持ちには戻れないもの。
いろんな出来事を通り過ぎてきた心は、
最初の気持ちを忘れてしまっても仕方が無いと思う。
でも、
今年のAcousticCampはそれを思い出させてくれるような、
そんなターニングポイントになった気がしてる。
そんな今年のAcousticCamp。
ここに映っている表情が、全ての答えだと信じていたい。
そこにあって欲しいものは死ぬ気で大事にする。
逆に、そこに無い方が良いものは全力で排除する。
真意が伝わるのが何年か先だとしても、構わない。
もう二十年もやって来たんだから、気にならない。
続けていく事でしか認めてくれない人達が居る。
決して諦めない事でしか伝わらない人達が居る。
去年までの苦しさは今年全て消えました。
迷いは、無い。
また来年、あの森で会いましょう!
これは僕の知らないシーン。
受付はK嬢。
いよいよ開演。
フード担当から見たステージの景色。
十人居れば、十通りの景色。
日倉士の兄貴と、エージさん。
この二人の攻防は、僕にとって毎年恒例のエンターテインメント。
なによりこの二人がここにいてくれることが、嬉しくて溜まらないのです。
徐々に増えて行く客席。
もちろん僕も歌いました。
ここで一人で歌うのはいったい何年ぶりなんだろ?
もちろん、飛びました。
エージさんのステージに、
このあとすぐに飛び入りました。
出演者の皆さん、
翌朝。
みんなね、あれだけ呑んでおいてよく起きますよ、ほんと。
AcousticCampの朝食は本当に美味しい。
最終のステージサイド撤収。
この写真が本当のラストショット。
ありがとう。
あ、今年は帰り道に秘密の食堂に豚カツを食べに。
ここのトンカツは、トンカツ道に於けるひとつの答えではないか、と。
全員はいないけれど集合写真です。
断言しましょう。
龍麿3は面白い(笑)
改めて三人で出す音のスゴさ。
思い知らされました。
その上ゲストに福井豊。
天才パーカッショニスト。
楽しくない、わけがない。
盛り上がって良かったです、ホント。
来年R3は十周年。
今年ライブが少なかった分、行きますよ?
貴方の街へ。
明日はAcousticCamp。
こちらも楽しんで来ます。
今日も読んでくれてありがとう。
行ってきます!
最終日の洲本。
身体は疲労を溜め込んで限界を向かえている。
喉は一言も喋りたくないくらいの声を抱えている。
もう、どこから自分の声が出ているのか?
正直、分からなかった。
分からなかった。
見栄も虚勢も体裁も、
そんなものの欠片が心にあったなら、
何一つ伝えられなかったと思う。
お客さんが泣いている。
確かに、伝わっているものがある。
歌が涙の出口を作れている。
あぁ、大丈夫だ、今日は超えられる。
自分の限界を、超えられる。
そう、思った。
限界は、虚無を産み、
虚無が新たな限界を見せる。
そんなスペクタクルな経験が、
たった一週間の、たった2,500kmの旅の、
その果てに待っているなんて思いもよらなかった。
ひとの好意に、甘えてはいけない。
行きたい場所には、自力で辿り着け。
その気持ちがあるなら自分の力で、走り抜け。
そう、教えられた。
でも、独りじゃ何も出来ない事も分かっている。
だからそこには深い深い感謝が生まれるわけだ。
初めてのお店もあったし、
初めての街もあった。
今回の全ての会場に言える事は、
そこに居る人達がこんな僕のために一生懸命してくれた。
心からのありがとうを言いたいです。
本当にありがとう。感謝しています。
とは言え、旅はトラブルの連続だ。
それを楽しめるのかどうかが、旅人の資質。
見たかったものも、見たくはなかったものも、
知りたかったことや、知りたくなかった事、
全部見えてしまうのが、旅。
そしてそれを吸い込めるかどうかは、自分。
間違いなく今の自分は旅に育てて貰っている。
それを自分の住んでいる街の人達が、
確認してくれている、有り難いことです。
人は、他人を通してしか自分を確認出来ない生き物。
その事をね、忘れずに旅を続けていきたい。
あなたの人生だって、そうでしょう?
置き換えたら、それは旅そのものでしょう?
思えばこの開花前の月下美人に後ろ髪を引かれながら出掛けたツアー、
ここから旅は始まっていたんだね。
初日の下関T-Gumbo。
初めて歌うお店、聞きに来てくれたお客さんは全員初めまして。
小倉asobiba。
J-dadくんとの突然のセッションもあり演奏を楽しんだ夜。
福岡KidRock w/松本かつひろ
ピアノの米さんまで遊びに来てくれたこの日、
福岡あるよ。一周年パーティー&ライブ。
客席の年齢層の幅広さが尋常じゃないこのお店のパーティー。
最初はとんでもないお店と知り合っちゃったと不安だったけど、
唐津KnockWood w/松本かつひろ、AKIHITO、
初めて来たお店です。新しくてピカピカしてる感じ。
福岡DreamBoat。
東区奈多という聞き慣れない住所に移転した淳平さんのお店。
KidRockにも来てくれたTさんが約束したTシャツを持って来てくれました。
左が坂庭省吾さんのギター、右が宮崎勝之さんのマンドリン。
お二人ともすでに星になられた憧れのミュージシャン。
どうやらTさんとはルーツが非常に近いらしくて話しが尽きないんです。
またゆっくり話せる日を楽しみにしてますね!
洲本なんくる、そこの何件か隣りにあるのが「キャベツ畑」というお好み焼き屋さん。
ライブ前の昼食は必ずココで食べている程にここのお好みが好き。
いろいろ教わった上にソースを塗る刷毛まで頂いちゃいました。
これが最終日の洲本でした。
みんな本当にありがとう。
あなたたちのおかげで僕は見た事の無い景色を見る事が出来た。
真希ちゃん、ちぃちゃん、お疲れさまでした。
また秋に、ね!
DreamBoatの淳平さんが作ってくれたベーコンが、
洲本のジュルジュのマスターの手によってベーコンエッグになって出て来る。
こういうのも大好きだし、旅の途中に起きる素敵な連鎖だったりする。
やっぱり止められないよね、この人生。
いよいよ来週はAcousticCamp2017です。