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- 2023.09.15 Friday
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正確にはもう覚えていないんだけど、確か中学の二年か三年生の頃だった。城田じゅんじさんの「SoftShoes」というアルバムが出たのが1981年だから、その前後の一、二年の出来事だったんだと思う。仮に'81年としたら36年前、そんな昔の話しをしようと思うけど、いいかな?それはお年玉でやっと初めてYAMAHAのギターを買った頃のことだ。それは初めて女の子を誘って映画に出掛けたりした頃の話しだ。Mちゃんと観に行ったのはよりによってホラーだったなぁ、いまはどうしてるんだろうな、元気にしてるかなぁ。
いや、まぁ映画の話しはいい。また機会を改めよう。
今思えばうちの母がスゴかったのは何でも生の演奏が一番だと言い張り、近所で開催されるコンサートにことごとく僕を連れて行ってくれたこと。今思えばこれが音楽に触れた原体験だったんだと思う。もちろんレコードで聞いた音楽にも影響は受けていたけれど、目の前で、耳にダイレクトに入ってくる音はやはり次元が違う。本当にいろんなジャンルの音楽を手当たり次第に聞かせてくれた。イムジチ合奏団、ニニ・ロッソ(そのせいでトランペットを吹く羽目になる)杉田次郎さん、高橋真梨子さん、そして、高石ともやとザ・ナターシャーセブン。
高石ともやとザ・ナターシャーセブン。
そのメンバーの城田じゅんじさん、坂庭省悟さん、進藤さとひこさん。この三人が本編とは別日に三人会というのを演ってくれて、ギター、バンジョー、マンドリン、ウッドベース、などをとっかえひっかえ弾き倒すライブを見てしまったわけ。オールドの本物のマーチンに、マンドリンはギブソンのF、要するにその音が原体験になってしまった僕は、江ノ島水族館とヤマカスーパーのバイトを掛け持ちしながら、最初の'73マーチンのD-35を手に入れることになる。刷り込まれた音の記憶はいつまでもいつまでも消えない。あのとき聴いたアコースティックギターの音色が、いつまでも消えなかった。
高校生でブルーグラスなんて聴いてる友達はほとんどいなくて、バンドを組んだはいいけれどレパートリーはニューミュージック系。これはね、仕方なかったんだよね、嫌いじゃないし。でもその裏側には脈々とブルーグラスへの憧憬が流れていて、最初のレコーディングで録った「陽のあたる道」はそのオマージュ。同名の曲が高石ともやさんのレパートリーにもあるんだよね。今だから言うけれど敬意を込めて同じタイトルの曲を録ったの。
城田さんと進藤さんが一緒にツアーをしているというのを、新潟の友人経由で知ることになる。しかも横浜で、その上終わった後で。悔しくてさ、知らなかった自分が。日曜日に予定されていた音楽祭が台風で流れて、その同じ日に城田さんたちのライブが静岡県の三島であると。これは車を飛ばして行けば(飛ばないけど)一時間ちょっと。意を決して行って来たんだよね、三島。
当時確か20歳か21歳だった進藤さんが56歳。いろんなことがあった城田さんは68歳かな?そしてもう一人ナターシャーセブンの初期メンバー金海さん。そしてアイリッシュフィドルの希花ちゃん。素敵なライブでした。城田さんはもはやどれだけ弾かないか?的な領域にいられた。でも本編最後に繰り出されたフォギーマウンテンブレイクダウン。これを聴いていたらあの当時にベースを背負って弾いていた進藤さんをありありと思い出した。二人羽織で弾いていた坂庭さんと城田さんを
ありありと思い出した。
このタイミングであの日聴いた人達の音を、もう一度聴けた事。本当に色んな巡り合わせに感謝したい気持ちでいっぱい。同じステージに立ったわけではないけれど、36年振りにお会い出来た事だけでも本当に嬉しかった。また演ってみたい事が増えた。明日から龍麿3で西の方面へ伺う。気持ちの中には決して新しいわけじゃない、でもとても暖かいものが残っている。それを自分の歌と演奏でみんなに届けられたらいいなぁと思う。待っててね、もうすぐだから。
バイブルのように大事にしていた「107song book」という歌集にも当時サインを頂いた。
それは例の火事の時に楽器と一緒に燃えてしまったんだよね。
この日、メインで使ってるD-28に改めてサインして頂きました。
マンドリンの金海さんのサイン。
実は金海さんのお名前はお会いする前から某所で聞いていて、
でもここで話すにはあまりにプライベートな話しなので(笑)割愛します。
進藤さんのサイン。
当時のままのサイン。
嬉しかったなぁほんと。
まさかこのギターにサインをもらう日がくるなんて。
僕も思ってもみなかったです。
メロディーメーカーの故亀井さんが最後に売ってくれたこのギター。
多分喜んでくれてるんじゃないかな、亀井さんも。
さてさて週末の天気が怪しいみたいですが、我々は西へ。
10/27
会場 --- 「MO:GLA」
岡山県岡山市北区中央町3-17 086-235-3277
時間 --- Open 19:00 Start 19:30
料金 --- ADV¥2,500. DOOR¥3,000.(要ドリンクオーダー500.)
出演 --- 龍麿3(端山龍麿+大澤イット+上原"ユカリ"裕) and more...
10/28
会場 --- Dining&Bar「Robin」
大阪市天王寺区寺田町2-2-7 エースビル2F 06-6772-0773
時間 --- Open 18:00 Start 19:00
料金 --- ¥2,500.w/1drink
出演 --- 龍麿3(端山龍麿+大澤イット+上原"ユカリ"裕)
10/29
会場 --- 「Georges」
兵庫県洲本市本町3-3-14 0799-24-3517
時間 --- Open 19:00 Start 20:00
料金 --- ¥2,500.+order
出演 --- 龍麿3(端山龍麿+大澤イット+上原"ユカリ"裕)
みんなに会えるのを楽しみにしています。
今日も読んでくれてありがとう。
帰って来たら、また!
なんなんだろうか、この雨続きの天気は?
江ノ島の花火大会も中止。
辻堂音楽祭も中止。
おまけに本来でも短いはずの「秋」も中止?
先週の日本海ツアーの話しね。
出発したときに神奈川県は気温29℃の夏日。
積み込みしてて汗だくになるような陽気だったもんで、
すっかり夏気分も僕はTシャツにビーサン履いて出掛けたわけ。
群馬辺りまではお日様も照っていて気温も高く、
あぁ山のてっぺん辺りはもう紅葉が始まってるなぁ、
なんて呑気に関越道を走っていた。
ところが、例の長い長いトンネルを抜けると、
道路沿いの気温表示が14℃になっている。
嘘でしょ?、と。
いくらなんでも300km弱走っただけで気温差が15℃って。
ビーサンですよ?足もと。
Tシャツですよ?わたくし。
ブルブル震えながら靴下と靴を履き、
あわててスーツケースからフリースを出して重ね着。
この日、たった三時間のうちに、
夏→(秋?)→冬
みたいな天気を味わってしまい、
その後さらに北上する行程の中で完全に秋を見失ってしまった。
とはいえ、ライブ会場はどこもとても暖かく迎えてくれ、
歌っている僕も心温まる演奏が出来たと思う。
加茂市LJ Studio、酒田市UnionJackCollector、南魚沼市Leon。
この三会場のみのショートツアーだったけど、
どこも歌い切る事が出来た。
それもこれもそこで待っていてくれた人達のおかげだし、
快く迎え入れてくれたお店のオーナーのおかげだ。
ありがとう。本当に感謝しています。ありがとう。
特に今回酒田でアンコールを貰ったのは嬉しかった。
なかなか残業まで辿り着かなかったこの街、
今回はしっかりアンコール演らせて頂いた。
大体、どこの街でも、地元のお店でも、
ライブの周期は年二回くらいが妥当だと思っている。
それ以上になればお店にも集客で苦労をかけるし、
お客さんにもそれは同じ事が言えるはずだし。
だったら回れる街を増やして、ひとつでも会場を増やして、
その周期に持って行ける努力を重ねる方が健全な気がしている。
何年か前、調子に乗って年四回も大分へ行った事が有ったけれど、
迷惑をかけたなぁって今となっては反省する事しきり。
だから地元で旅人を迎えての対バンや実験的なセッションを除けば、
個人名義で今年一番歌ったのは京都だったり福岡だったり、
要するにあまり地元に居ない方が本来のスタイルのような、
結局は聴く方も演る方も幸せなライブが出来る気がする。
演る側にとって条件のいいお店に頼る気持ちは分からなくはないが、
そんな事をしていたらいずれ共倒れになってしまう。
ミュージシャンがお店を苦しめ潰してしまう例は幾つも見て来た。
特に地元のお店にそんなことが起きて欲しくはないから、
本当に慎重にスケジュールを組んでいるつもり。
だから、見逃さないでね?その一本を。
様々な紆余曲折を経ての、その一本を。
ね?
ところで秋はどこへ行ったんでしょうか?
関越トンネルを超えたところ。
こんな冷え込んだ時にはショウガの効いた青島食堂のラーメンだろう?と。
毎年この時期にしか出ない物販、AcousticCampの限定Tシャツ。
こうして揃って着てみると今年のデザインは本当に綺麗な色。
LJ Studioの齋藤さんが作ってくれるダブルカレー。
そりゃぁもぅ汗だくになって頂きました。
これを食べていなかったらその後の日本酒攻撃には耐えられなかったはず。
もうね、この齋藤さんが呑ませ上手。
気が付くとコップが満タンに戻っている。
わんこ酒というか減らない手品というか、
こんなスゴいお酒が次から次へと出て来る。
正直、三杯目以降はもう味がよく分からないと思うんですが、
それでも旨さだけはどうにも分かってしまうもんだから、
いくらでも呑めちゃうんですね、これ。
この日早めに撤収したのは大人の判断でした。
翌日は山形への移動だったしね。
翌朝、奇跡的に爽やかに起床した僕は、
寝床を片付けて齋藤さんの到着を待つという過去に例を見ない朝。
朝食を作って頂き淹れたてのコーヒーを頂き、
珍しく爽やかに酒田市へと向かったのでした。
酒田市UnionJackCollectorの終演後、店主テラちゃん(真ん中)の奥さんユキ姉のお店で。
ゆき姉が作ってくれた芋煮が本当に美味しかった。
スペースとしてはこっちのお店の方が広くて、
ここならトリオもイケルかな?なんてね。
こんな風に至る所にフライヤーを貼ってくれていた。
これだけでも愛を感じずにはいられないでしょ?
翌朝、港近くのラーメン屋さんにて。
南魚沼のLeonにて、ハープの俊紀と。
って、お礼を言っておいてなんなんですが、
これ、02:40の画像(笑)
もう打ち上げの域を超えた夜。
まずお店の人が応援してくれていないと僕らは歌えない。
そう言う意味ではこのお店との関わりは来る度に深くなっていく気がします。
今回もお世話になりました。
翌日の移動日、よせば良いのにホームセンターをウロウロ。
鍵付きのイットさんが1,296円で売られてました。
北海道のホームセンターもスケールがスゴかったけど、
ここ新潟、米所の店舗内には精米機が常時在庫で売られている。
特色ってこういうところに出るんですね、分かり易いですね。
全然やさしくないであろうねずみ取りとか、
だって挟まったらさ、天国行きだよね?間違いなく。
やさしいの意味が、全然分からない。
前日Leonで頂いてすごく気に入っちゃった焼酎、よいみつ。
日本酒はそこかしこに置いてあるのですが、
焼酎を探すとなるとこれがもう指名手配クラスの難作業。
6,7軒、酒屋を訪ね歩いてやっと見つけました。
大事に呑まないとね。
こんな食べたり呑んだりばかりの旅でしたが(嘘)
来年はトリオでまた帰って来たいなぁと思います。
その際はみなさまどうぞよろしくお願いします!
来週はR3で西方面へ伺います。
10/27(fri)
会場 --- 「MO:GLA」
岡山県岡山市北区中央町3-17 086-235-3277
時間 --- Open 19:00 Start 19:30
料金 --- ADV¥2,500. DOOR¥3,000.(要ドリンクオーダー500.)
出演 --- 龍麿3(端山龍麿+大澤イット+上原"ユカリ"裕) and more...
10/28(sat)
会場 --- Dining&Bar「Robin」
大阪市天王寺区寺田町2-2-7 エースビル2F 06-6772-0773
時間 --- Open 18:00 Start 19:00
料金 --- ¥2,500.w/1drink
出演 --- 龍麿3(端山龍麿+大澤イット+上原"ユカリ"裕)
10/29(sun)
会場 --- 「Georges」
兵庫県洲本市本町3-3-14 0799-24-3517
時間 --- Open 19:00 Start 20:00
料金 --- ¥2,500.+order
出演 --- 龍麿3(端山龍麿+大澤イット+上原"ユカリ"裕)
今日も読んでくれてありがとう。
風邪、ひかないようにね?
先日のライブの様子をお伝えしたいのだが、
画像がほとんど残っていない。
ほぼ満席のお客様をお迎えしていたのにも関わらず、
画像が残っていないのだった。
昨今、ライブ中継だとか様々な方法で、
「なう」を伝えてくれるお客様に甘んじているために、
と言うか、演奏している自分達の画像なんぞ撮れるはずもなく、
日々のライブは進行して行くわけなのだけれど、
この日に限っては、本番の画像が少な過ぎ、探したけど、四枚(笑)
常々思っているけれど、
お客様が画像なんて取っている余裕のないようなライブを、
演りたいなぁって。演らなきゃいけないなぁって。
これは演者側からの楽観的な推論ですけれど、
多分ね、そんなライブだったんだと思うことにしました。
濱中裕二×端山龍麿。
こんなに面白いなんて演る僕らも思わなかった。
事前に、と言ってもその日のリハで合わせたのは僕の曲のみ。
まぁ、キメとかあるからね。仕方ないよ、合わせても。
濱中さんが歌う曲については一切何も知らないまま(笑)、
本番に突入するんですね、これが。
有り得ない状況、でしょ?知らないんだから。
このテンションが有る意味僕の中のギター小僧を呼び出してくれる。
かれこれ35年くらい弾いて来たその引き出しを全開にしてくれる。
だって自分のソロにしてもバンドにしても、
和音楽器は僕だけだからさ、ギターソロなんて弾けないし。
だからソロを弾くのが楽しみなのは僕だけかと思いきや、
よく考えたらね、濱中さんも同じような状況の毎日、
案外弾きまくれる現場ってなかったらしいんだよね(笑)
こうなったらお互いの歌う曲に関しては命懸けですよ?もう
終わった後にね、濱中さんが「龍麿くん、10月はどこ?」って。
それくらい濱中さんが楽しんでくれたのが嬉しかったんだ。
でもね、10月は急過ぎて難しいってば。
二ヶ月に一回くらいのペースで演れたらいいなぁ、このデュオを。
それくらい楽しかったし、楽しんで貰えたんだと思っています。
なにしろ写真を撮る暇さえないくらい怒濤の演奏だったはずだから。
改めて、あの夜聞きに来てくれた皆さんには心からの感謝を。
ありがとうございました。
これさ、あのくらいの人数でゆったりと聞いて頂けるのが理想。
次回から限定何席とかにしちゃおうかな。
それくらい調和の取れた素敵な客席でした、9/29のBay134。
地元のみんなにね、いつもとは違う自分の立ち位置を聞いて貰えたし、
最近メチャクチャ上手になってきてる濱中さんの歌も聞いて貰えたし。
栄太郎曰く「お店の空気がいつもと変わった」ような演奏だった。
ありがとうございます。全て聞きに来てくれた貴方のおかげです。
エリッククラプトンからポリスからジェームスブラウンから、
果てはローリングストーズまで、弾きまくった夜。
もちろん僕の曲に絡んでくれた濱中さんのギターは最高だった。
こうやって文章で書いていても何も伝えられないのが本当にもどかしいけど、
最高だった。
結果、当日の画像は四枚きり(笑)ざまぁみろ、的な気持ちも無くはない。
だけども本音を言えばさ、あの瞬間の龍麿をね、もっと見て欲しいよ。
百歩譲って自画自賛するけども、スゴいよ?(笑)
二十数年前に観客として見ていた人と、
一緒に演る快感は僕だけのものにしておこうと思います。
濱中さん、あんた、やっぱり超絶でした。
でも、負けないような歌を唄いますから。
この先もなんか一緒に演らせて下さい、お願いします。
また、旅です。
10/11(wed)
OFUNA MUSIC STATION vol.32
会場 --- 「大船HoneyBee」
神奈川県鎌倉市大船1-22-19第2三友ビル3F 0467-46-5576
時間 --- Open 18:00 Start 19:30
料金 --- ADV ¥1,800. DOOR¥2,000.
出演 --- 端山龍麿、Ryuta、佐々木しゅん
10/12(thu)
秋空に歌う@加茂市LJ Studio
会場 --- 「L J Studio」
新潟県加茂市旭町1-11 2F 090-5327-7320
時間 --- Open 19:30 Start 20:00
料金 --- ¥2,500..(+Order)
出演 --- 端山龍麿、O.A小柳誠
10/13(fri)
秋空に歌う@酒田UNION JACK COLLECTOR
会場 --- 「UNION JACK COLLECTOR」
山形県酒田市日吉町1丁目6-9 港座ビル1F 090-3363-0072
時間 --- Open 19:00 Start 20:00
料金 --- ¥2,000.w/1drink
出演 --- 端山龍麿
10/14(sat)
秋空に歌う@南魚沼Leon
会場 --- 「LiveCafe LEON」
新潟県南魚沼市浦佐904番地1 025-788-0498
時間 --- Open 19:00 Start 19:30
料金 --- ¥2,500.+Order
出演 --- 端山龍麿
SNSとの連携を切ってからというもの、
アクセスが激減するんじゃないかって心配してたけど、
どうやら杞憂に終わった。