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- 2023.09.15 Friday
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考えてもみて欲しい。
60組もの出演者が、15軒ものお店が、多くのスタッフが、
一人の人の声に賛同して集まってくる。
こんな奇跡的なことが、夢物語みたいなことが、 現実に目の前で起きる、湘南台。
かく言う僕もそんな風に集まって行く一人だ。
中華三番のひーちゃんを慕って歌いに行く一人。
僕も毎年小さなイベントをやっているので、
この規模の企画がどれくらいの体力が必要で
どれくらいの心労を伴うものか、
理解は出来なくても想像くらいは出来る。
表立っては見せないから楽しい一日だったって終われるけど、
外には出せない相当な想いをしているはず。
近所な割にはたまにしか顔を出せていないけれど、
「ねぇ、またうちで演ってよ?」 って言われたら、
嬉しくてその場でスケジュールを決めたくなる、 そんなお店、そんな人。
いつもなら自分たちの移動と準備に追われて、
あっちからこっちへとバタバタ終わってしまうのだけど、
今年は上手いタイミングで色んな人の演奏を聴けた。
イットさんが参加した片山君のバンド、けんじマンとアンディー、
ムーニー親分とタップのMayuちゃん、大阪のカオリーニョ藤原さん。
そしてお客さんの大変さも少し分かった。
聞きたい演目が時間が被っていたりする苦悩、
次の会場までの移動時間の計算、
そして思った様にならなかったその計算結果(笑)
それも含めて一日楽しんでいられるイベントなんだけど、
初めて聞いてくれる人が気軽に足を運べるのも素敵なこと。
そして演奏したお店の人が気に入ってくれて、
店を抜け出してまで他店へ聞きにきてくれたりもして。
更に言うとね、普段は各地のお店ですれ違ってばかりの同業の方達、
そんな人たちにたくさん会える機会っていうのも滅多にないの。
とにかく毎年呼んでくれるひーちゃんには感謝しています。
ありがとうございます、そして今年も本当にお疲れ様でした。
今年のテーマは「打ち上げに参加する」こと。
初回、だらだらと飲んでいて帰る手段を失い、
大枚叩いてタクシーで帰宅して以来、
機材の運搬の都合もあり車で湘南台まで行っていたんだけど、
今年は事前に各会場の音響を確認して、
ギターと紐(あ、シールドのことね)だけ持って、
要するにギターケースだけを担いで電車で会場入りしたわけです。
参加数年目にして初めて足を踏み入れた打ち上げ会場、
それはそれは大盛り上がりのカオスに近い大人の集団。
まぁ楽しかったこと、嬉しかったこと。
なので今回の画像は打ち上げからその後が中心です(笑)
とくとご覧あれ。
告知上はイットさんと二人だったんだけど、
一番奥にはポカスカジャンの省吾君夫妻とベイビーが。
飛び入りのタイミングを作れなかったのが残念、ごめん。
けんじマンのバースデーケーキを横取りしながら、
ステージではムーニー親分の演奏。
さっすがのステージでした、勉強になるったらない。
19:00の会場は1cafe。
ここのご家族には毎年呼んで頂いている。ありがたいです、感謝です。
今は亡きお母さんがすごく応援してくれていたんだよね。
来年も鮭のように帰って来ます、よろしくお願いします。
そして始まった打ち上げ。
これは右端の光景。
そしてこちらが左端の奥までの光景。
説明不要だと思うけど、控えめに言ってこれ、大騒ぎです。
左端から出た小部屋も実は参加者で占拠されており、
中にはこんな二人がべろんべろんになっていました。
お馴染みのメンツ。
どさくさに紛れて瞳ちゃんの肩を抱こうとするビトちゃんを止めました。
ムーニー親分と夫婦楽団ジギジギのお二人。
重鎮達の会話はどこを切っても面白い。
そしてお店を出たあたりのこの二人。
完全に出来上がっております。
ビトちゃんとひとみちゃんも楽しそうだった。
道の上でずっとケラケラ笑ってた。
こともあろうにまた中華三番に戻り、乾杯。
ひーちゃん、疲れ切っているだろうに申し訳なかった。
でもこの笑顔、みんなの笑顔はさ、本物だよね。
昨日は夕方からをオフにして、
誘ってもらった野球観戦に。
Y口先輩も含む奇妙なメンバーで横浜へ向かった。
対中日戦の結果は3対2という接戦を横浜が制した。
何年か振りのプロ野球、浜風が心地よい季節、
ベイスターズエールという美味しいビールを飲みながら、
子供の様にはしゃいで楽しんでしまった。
ブルーナイトシリーズっていう企画の夜だったらしく、
入場時に横浜スタジアムの照明の形をした電飾を貰う。
一人、一つずつ、これって結構な予算がかかってる。
サッカーナショナルチームの試合を見に行った時もそうだったけど、
生の会場っていうのはボールの行方以外の見所が多すぎる。
ベンチの中の様子、攻撃回の間に肩を温めているピッチャー、
事態が動くその度ににカバーに入る選手たちの動きややりとり。
常に笑顔を絶やさずにあの長い階段を上り下りしながら、
背中に背負った重そうなタンクからビールを注ぎ売る女の子たち。
すぐ後ろの席にいて、各選手の応援歌をほぼ覚えていて、
元気な声で歌ってくれている小学生。
回を追うごとに外野席の応援団の中に、
ホーンセクションのメンバー増えていく様子や理由。
ちょっと偉そうな席に座っているちょっと偉そうな人たち。
ガラス張りの最上段にいて中継や取材をしているであろう人たち。
ザッと書いただけでもこれくらいキョロキョロしていたわけだ。
もちろんダイヤモンド内で繰り広げられるプロの野球は、
最近草野球に関わっている目線で見てみると本当にすごかった。
プロのダブルプレーとか、それだけでもう興奮モノだったし、
150km以上のボールを投げるピッチャーの迫力、
やっぱり生を目の前で見るのは本当に大事だな、大事。
その上、これは横浜のみの傾向らしいのだけど、
イニングごとにチアガールが出て来て、
バズーカで客席に向かってTシャツを打ったり(笑)
客席を写したカメラ映像がバックスクリーンに出て、
その写真をプレゼントする企画とか、
チアと同じ振り付けのダンスを踊る様子がまた写されて、
優勝するとペアチケットが貰えるコンテストとか、
とにかくゲーム以外のアトラクション満載なのである。
しかもゲーム終了後には光GENJIの諸星くんが、
まぁライブというかショーというか見せてくれて、
それに合わせて上がるくどいくらいの花火。
これをね、これでもか!ってくらい写真を撮ってお伝えしようと、
思っていたのですがスマホのトラブルで全部消えました(笑)
いや、本当にゲームとアトラクションとどっちがメイン?
くらいに野球を演出して飽きさせない時間をメイキングしてたの。
逆に言えば、ゲームメイン目線で言えばだよ?
ちょっとやり過ぎ感は多少有りはしたもののね、
一生懸命にお客さんを楽しませようと頑張ってるフロントの、
そしてそれを楽しんでいるお客さんの顔を見ていると、
あぁそういうベクトルってちゃんと伝わるんだなぁって。
僕らの現場にも通ずるような、この体験。
しかも、勝ち試合。筒香さん150号ホームラン。
ヤバい予感がする、ハマりそうな気がする。
地元に戻ってから打ち上げっぽい飲み会が始まり、
そこには某事務所社長H君、同級生エンジニアF、整体師K、
古い付き合いの美容師Mも加わって終わりの見えない雰囲気に。
唯一残っている画像はこのメンバーがよろよろ帰りつつある様子。
生で会って、声で話す。
この基本からズレた事は、もういいや。
どうでもいい。勝手にやって欲しい。
自分本位な嘘つき、こんな奴は不要。
自分を守るために遮断する、これは必要。
なんども言うけど、会えるのは、会えるうちです。
明日はR3で湘南台。これ、見ものだよ(笑)
今日も読んでくれてありがとう。
生で、会おうね?
今日は大船で宮崎ひとみちゃんと一緒でした。
なんとラーメンまで御一緒してくれました。
上手くなってたなぁひとみちゃん。
さて、番外編です。
ほぼ僕の目の前で繰り広げられた世界。
予々思っているのですが、
美味しそうな食べ物だけの写真よりも、
誰かが一緒に写っている方がドラマがあると。
なので一緒にいたイットさん満載な雰囲気でお届け。
さぁ、長いですよ?今から謝っておきます。
これは行きの高速道路上。
散々食事の話題で盛り上がって、
「今回はリーズナブルに痩せて帰る」と
思いも寄らない発言をしたイットさんと牛丼しかない、と。
高速上のS.Aに吉野家を探して辿り着いたココ。
これはね、本当に疲れたし美味しかった。
波乱万丈の旅の始まりでした。
その夜、18時間走り続けた挙句、ガス欠で高速を降り(笑)
偶然見つけた24時間営業のジョイフルにて。
深夜04:00に、チキン南蛮丼は高カロリー過ぎでした。
鹿屋に着いて寝かせて頂き、
起きるや否やいただいたカレー。
羨ましそうに見ていますがイットさんも既に食べています、これ。
鹿屋Ginga-teiでのライブが終わり、
ライブ後初の鹿屋泊なために周辺のお店に連れてってもらう途中、
似合い過ぎる看板の前で。
ちょっと偉そうな感じはあまり意味がないかな。
そして寄ったのはゴーケンさんのお店。
鹿屋の焚き火ライブを起こしたこの人、
にこやかにダークなジョーク。
爆音で聞いたジャニス、凄かったなぁ。
今度は焚き火ライブに出たいなぁ。
あ、これは都城の打ち上げ。
うさぎって言うお店のママと。
都城で泊めて頂いた松元邸にて。
僕は布団の中からの撮影。
この後二人は霧島地獄へと突入。
FM霧島での収録後、うどん屋さんにて。
チャーハンとうどんのセットというアバギャルドな組み合わせ。
美味しかったです。
その夜、都城は牟田町の繁華街へ。
抱えているのはホルモンの唐揚げ、絶品です。
その夜の最後、ラーメンで〆。
ここのラーメン、旨かった、また食べたい。
翌日、宮崎への移動までの間、
時間が空くとすぐ寝るイットさん。
これは才能と呼びたい。
これはね、宮崎GARAMでの打ち上げ。
あれだけ痩せて帰るって言ってたのに(泣)
豚の角煮が似合いすぎますです。
嬉しいのはね、今やデータのやり取りでフライヤーも送れる時代なんだけど、
こうやってちゃんと出力して貼ってくれている、そのことがもう嬉しい。
マスケさんは翌日の日向ライブにも来てくれました。
ありがとうございました。
その日向の黒田邸に着いたのは真夜中。
なのにこんなツマミを用意してくれた黒田さん。
今度は貝を食べてるイットさん。
日向KECAKに見に来てくれたKちゃんから、
「明日トンカツ食べに来てくださいっ」とのラブコール。
あーあ、一番大きいの頼んじゃった。
もういいじゃん、太って帰りましょうよ?
大分県佐伯市のCoffee5のカウンターからの眺め。
ネルドリップのマンデリン、美味しいの。
ここのコーヒーは本当に美味しい。
佐伯→福岡への移動は九州内とは言えちょっとした距離。
のんびり行こうと決めて途中別府へ寄り道。
寄り道というよりはルーティンのコースで師匠のお墓参り。
欠かせないことが、やっぱりあるんだよ。
福岡山本邸での演奏シーンね、ちゃんと仕事もしてるですね。
ここに初めて来てからもう12年。
ずっと応援してくれていることに感謝。
ありがとうございました。
福岡→下関への移動中に「資さんうどん」へ。
この透明なだし汁のうどん、九州で初めて師匠がご馳走してくれたうどんです。
僕は最近ハマっているかつ丼セット、
イットさんは隠れ人気メニューの焼うどん。
下関ポストギャラリーレトロで共演してくれたようすけ君はバースデーイヴ。
そのお祝いのケーキがデカイのなんの。
でもこういうお祝いの場に一緒にいられたこと、嬉しかった。
下関のライブ後、いつも歌っているお店に挨拶に行く寸前、
ネギバカというラーメンを食べに寄りました。
正に、ネギ塗れ。
ここも美味しかったなぁ。
下関は二人で一部屋だったのでエッチなビデオとか無理な状況。
でも良く見ると色っぽいお姉さんが表紙の赤い方は、
下関Walkerという堅気の雑誌でした。
紛らわしいっちゅうの。ドキドキしたじゃんね。
営業時間を考えても僕らの心強い味方はやはりジョイフル。
気が付けば割引チケットが2016年の頃から溜まっている。
たくさん集めたら何かくれるシステムとかにならんもんかね。
最終日の福岡で、10周年のお祝いにこんな素敵なロック杯を頂いた。
この夜はほぼエンドレスでみんなと飲みました。
正に打ち上がり。延々と歌ったしね。
ありがとう、あるよの皆さん。大事に使います。
あ、これは下関の仕事中の写真です。
毎回必ず衣装の打ち合わせはするのですが、
良く見るとイットさん、全然違うの着ている(笑)
僕は本番中も気が付きませんでした。
これは福岡でのお祝いケーキを頂いているところ。
ありがたいです、この気持ちがありがたい。
しかもこのケーキ、激ウマだった。
もう二人とも「痩せる」という言葉が辞書から消えてる(笑)
翌日にすぐ帰らないで一日オフにしたのは、
過去の経験上、激しい打ち上げの翌日に移動するは不可能と判断。
正解でした(笑)
で、チームあるよの皆さんと唐津の七山へお蕎麦を食べに行きました。
目の前で打ったばかりのお蕎麦、プリップリなんです。
美味しかったなぁこのお蕎麦。
これを出してくれたOさんとは色んな共通の知り合いがいてビックリ。
是非また寄らせて頂きたいです。
滝がね、すごく心地良いんです、七山。
マイナスイオンが満ちている。
本当にリラックス出来たオフ日のシーン。
まぁ、こんなです、ずっと。
子供かっ!
いいですね、村長の看板。
七山を降りて、今度は海へ。
立神岩というサーフポイントの近く。
まるで青春映画のようなシルエット。
その夜連れて行ってもらった焼き肉屋さんで、
これまででNo.1に違いないお肉と出会った我々。
生き生きしてますね、本番よりも輝いています。
こんな繊細な爪楊枝を置いているお店なんです。
こんなところにもお店のプライドが窺い知れる。
大事なんだね、細かいとこ。音楽も、一緒だね。
ちょっと挨拶して行こうよ、って、
ここ何度か歌わせて頂いているカフェ、ルーナに寄って、
焼きカレーにチキンカツをトッピングしたものを、
飲もうとしている瞬間。
本当に、あればあるだけ食べちゃうんですね?
一夜明けて、最終日の打ち上げに顔を出してくれたしんちゃんのお寿司屋さんへ、
ランチを食べに連れて行ってもらいました。
柚子胡椒の乗ったお稲荷さん、これはもう最高。
美味しかったです。ごちそうさまでした。
これはしんちゃんが脚立を持って来て撮ってくれた(笑)
一個一個の気持ちがね、暖かい。
ありがとうございました。
ってなわけで、かなり太って帰って来たかと思いきや、
僕はマイナス1kgで戻る事が出来ました。
つまりは案外食べてる以上にハードな旅だったわけです。
でも美味しいものに出会った時の人の表情って、良いよね?
幸せな感じがにじみ出ている。
そんなシーンをみんなにも見てもらいたくて長々と番外編書きました。
一人旅ではこうはいかないもんね。
うん、読んでくれてありがとう。
週末は湘南台でR3。
こちらもお待ちしています。
じゃぁね。
まだどこから書いていいのか、分からない。
出会いと別れを繰り返しながら、旅は続いていく。
歌っている瞬間、心が空っぽに近い状態になり、
そこに思いもよらないものがそっと忍び込んで来ることがある。
この旅の最中にそんな瞬間が何度もあった。
でもそんな時に隣で
「….歌った方が、いいよ….」
って言ってくれたイットさん。
このツアー、心から演奏を楽しんだ。
イットさんと二人、心底楽しんだ。
多分二人でロングツアーを回るのも十年以上ぶりの事。
「旅空」を作る前、二人で九州を回った時に見た、
あの大きな空を思い出すような、そんなツアーだった。
去年一年、今年のツアーのために色んな街を周り、
次はメンバーと一緒にと思って組んだツアー。
残念ながらユカリさんは参加できなかったけど、
今回の旅は「そういう事だった」んだなぁって。
3,400km以上を10日間で移動した慌ただしいツアー。
運転手的な観点で言えば何気なく走り過ぎた道路に、
何日か後に意味を帯びるような出来事があったり、
ちょっと無理をして前乗りした町での出来事が、
とんでもないタイミングの巡り合わせだったり。
不思議なことは起きるもの。
それを偶然で片付けるか、必然と受け取るか。
それだけでも旅の意味は全然変わって来るもの。
その人はまるで、
僕らが街に無事に着くのを待っていたみたいに、
眠るように息を引き取ったという。
ライブが終わった翌朝、その知らせを聞いた。
こんなタイミング。
無情なタイミング。
別に何か重いものをしょったわけじゃない。
ただ、ただ。
例えば、
入院中だったら、その人は来るなって言い張って、
多分会えずに終わっていたかもしれない。
例えば、
もっと早くに亡くなってしまっていたら、
それも本人には会えなかったかもしれない。
この、タイミングでしか、会えなかったんだ。
聞けばご両親にも介護に当たっていた人達にも、
一切弱音は吐かなかったらしい。
でもね、僕のところに来るメールには、
「怖いよ、怖くて仕方がないよ」
「もう疲れた、もう、いいよね?」
って、恐らく本音塗れの言葉が綴られていたの。
きっと龍麿さんが来るの、待ってたんだね?
って言われる度に涙が溢れそうになった。
このツアー中、思い出しては涙を堪える、
そんな瞬間がずっと続いていた。
でも、生身の本人に会えて、
「おかえり、もう怖くも痛くもないよ、大丈夫。」
って言えたのは、
このタイミングしか無かったんだよね。
惜別の形はいろいろあるだろう。
恐らく春までもたないだろうって言われてたその人が、
お別れを言えるタイミングまで待っていてくれたこと。
心からありがとうって言いたい。
ありがとう。さようなら。
初日の鹿屋Gingatei。