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- 2023.09.15 Friday
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まるでひとの気持ちが目に見えるようだった酒田「港座」の再出発。
その場に居たことがどんなに嬉しかったか。
この街に歌いに来てまだ三年。
最初はクマガイが連れて来てくれたんだ。
その最初のライブの日からずっと応援してくれているお客さんが、
この「港座」という映画館だった建物をライブ小屋として再生させようとして、
ここ何ヶ月か頑張っている話は小耳に挟んで居た。
来る度に少しずつお客さんは増えて行き、
ここに帰って来るのが楽しみになって来た街、酒田。
でも、まだまだ力不足。
トリオのライブを組むにはもう少しソロで頑張らないと、
っていう感じが正直な現状でもある街、酒田。
でね、そのお客さんHさんが港座に関わるってなった時に、
「うちにこういうアンプがあんだけど、使います?」
って話をしたんです。大きくてうちではどうにも持て余してたアンプ。
「あぁ、もう是非!」って返事をもらって、
じゃぁいつ行けるかな?って相談してたらこの日程しか無いと。
しかもなんかライブがあるならそこで歌わせてくれ、と(笑)。
まぁ無理なお願いにも程がある。
いくら機材を運ぶっていう大義名分があったにしても、
歌わせろ!ってのは本当に迷惑な話だ。自分なら、断る(笑)
でもHさんの計らいでその夜歌えることになり、
結果そこで出会った人たちの気持ちが、
ホントに目に見えるようだったんだよ。
ただでさえバタバタしてるところに余計な面倒をね、
持ち込んでしまってすみませんでした、Hさん。
関係ない話だけど、その筋では有名な料理好きのわたくし。
最近は料理関係の漫画にもハマっててね、時々読んでるのね。
で、その一つで親方であるお父さんが弟子の息子に言うんだ。
お得意さんのお祝いに何をしたら喜んでくれるか考えてる息子に。
「馬鹿野郎、てめえは寿司職人だ。寿司を握る以外何が出来るってんだ?」
気持ちは一緒なんだよね、歌う以外に何が出来るってんだ、と。
だから歌わせてもらえたことにはものすごく感謝して居ます。
メインアクトの良子センセ、混ぜてくれることを了承して頂いて感謝。
Hさん、無理なタイミングでのお願いを聴いてくれて感謝。
リハで音を作ってくれたMさん、次回はM600で歌いたいっす。
ありがとうございました。
港座はビルの二階にあって、その下にはテラちゃんのお店、
Union Jack Collectorがある。酒田で最初に歌ったお店。
そしてその横にはテラちゃんの奥さんユキねえのお店チェリーアイスクリーム。
夫婦で並んでお店を営んでいるこの二人が、
港座のライブにも絡んでくれて居てね、最前列で聴いてくれてた。
当然のように打ち上げとか賄いとかも力を貸してくれてるわけで、
Hさんの関わったみんなで笑いたいって想いが伝わって来る布陣になってる。
なんかなぁ、それに触れてるだけで幸せだった。
一つの街、一つのお店、そこに集う人たちとの付き合いが続くと、
時折こういうタイミングがやって来る。
少しずつだけど、こんな風にもっともっと知り合えていけたらね、
素敵なことだと思うんだよね。
テラちゃんの牛すじカレー、ユキねえの芋煮、 そして酒田港の港の食堂。
美味しいものもギュッと詰まった一晩の出来事だった。
本当なら七月のトリオのツアーで行けるはずだった街、
こんなタイミングで寄らせてもらえたのは、
きっと何かこの先にある理由のためだね。
12月、今度はフルサイズのライブを演りに行きます。
またたっぷり話そうね、みんなありがとう!
酒田港の近くにあるマグロ屋さん。
これは僕が注文した炙り中トロ丼。
また値段の話するのいやらしいけどさ、これで850円だよ?
前回のブルースヒロでもオペレートしてくれたエンジニアのMさんが、
リハーサルだけでもと音を作りにきてくれました。
で、これはマイクコレクションケース。
SHUREのSM58もSM57もUSA MADEの時代物。
左側の二本に至ってはBeyerのM500とM600。
港座はもともと映画館でした。
その当時からのスピーカーをオーバーホールしたんだね。
ツィーターなんて無骨を絵に描いたような見た目なのに、
そしてこの会場にしてこの卓あり、みたいな。
このくらいのアナログさ加減が素晴らしい。
最近のコンパクトで多機能なデジタル卓とはまるで違うオーラ。
なんとなくこの会場が向かおうとしているところ、
伝わったりしたでしょうか?
これから照明もどんどん良くなって行くんだって。
今でも必要最小限ですごく綺麗な灯りなんだけどね。
これからも先を先を目指しているってのが頼もしい。
来る度に何かが変わって行くんだろうなぁ。
楽しみだなぁ、早く帰って来ようっと。
今日も読んでくれてありがとう。
これから日本海方面に連絡してみます(笑)
またね。
※なんて言っていたら12/14に行くことが決まりました(笑)
まだ今月もそして来月も、
色んな会場でのライブが目白押しなんですが、
中でも11/11の大船での龍麿5、
沢山ご予約を頂いててもう満席が近いと言う話。
嬉しいです、R5、初公演。
今回は本当に限られた人数のお客様にしか聴いて頂けないのですが、
幸運にも会場予約が取れた皆様は当日を楽しみにしていて下さいね。
さて、まるで嵐の様に歌いに行った大阪の、
実はその前後にあった出来事のお話。
日程的には金曜日に一本と土曜日に二本(二本?)
ライブが入っているだけだったんだけど、
木曜日の夜から京都へ入っていました。
京都はもちろん関西の他の会場にも追いかけてくれている、
そんなお客さんのバースデーサプライズが上手く重なって、
突然そこにいたら相当びっくりさせられるんじゃないか、と。
これは予想外の大成功。成功ついでに朝6:00までカラオケ(笑)
喜んでもらえて本当に良かった。
そもそも、
僕なんかみたいな人間が誰かを喜ばせるなんて、
そんな痴がましいことを考えるのも恐れ多いんだけれども、
それでも、
もしそこに居ることでそれだけで喜んでもらえるなら、
こりゃあね、行くよね、内緒で(笑)
日曜日も本来ならライブが入っていなきゃいかん日程なんだけど、
そこをあえてオフ日にして空けておいてくれ、と。
マスターの手術から生還祝いの食事会に呼んでもらい、
その後仕掛けられた壮大なサプライズは二人分。
これも大成功でみんないい顔で飲みまくった夜になりました。
気のおけない仲間と一緒にお祝いが出来る、
これは掛け値無しに素敵なことだと思うんだよね。
普段はなかなか伝えられない感謝やなんかも、
ドバーッと溢れかえった愛しかない空気感。
で、そこに混ぜてもらえてることがただ嬉しかった。
400kmくらい走って駆けつけますよ、いくらでも。
とここまで書いて読み返してみたら、
まるでサプライズのついでに仕事に行った様な(笑)
いやいやそんなことはなくてさ(否定すると尚のこと怪しいが)
今回は三本ともドネーションでのライブ、
しかも一箇所は初めて歌いに行く会場だったりして、
珍しく緊張感を携えて出かけて行ったツアーでもあるのです。
この投げ銭って形でライブをやることに関しては
賛否両論あるのももちろん承知して居るんだけど、
こと大阪に関してはそこで聞いてくれたお客さんが、
チャージを切ったライブにまでちゃんと足を運んでくれるの。
この流れが自分に見えて居るからなんのこだわりもなく演れる。
まぁ全ては自分の演奏次第っちゃぁそうなんだけど。
そのちょっと先にあるゴールが見える限りは、
妙なプライドも邪魔なだけだしむしろチャンスとも言える、
そんなつもりで歌っています、大阪。
良ければちゃんと良いって言ってくれるんだ、この辺の人たちも。
だから自分の値段を下げる様な事にはなっていないから、安心してね。
なんだか倒れるほどでもない、風邪気味って雰囲気が、
かれこれ十日以上続いていてスッキリしない。
歌えば歌えないわけでもないし、でも完調でもないっていう。
ここいらでキチンと身体を立て直して週末の山形に備えます。
これも終わったら話すけど、妙なきっかけで決まったライブなの。
それも含めてお楽しみにね?
10/18京都JIJI
深夜、まさに深夜に始まったパーティーは明け方のカラオケまで続いた。
主役は中央背後のSくん、まぁともかくおめでとうでした。
年内にまた会えたら嬉しいね!ありがとうね!
10/19大阪美章園「ぱ」
この夜新幹線が止まってしまい、たどり着かなかったお客さんが二人、
そして大阪から帰れないためライブに来られたお客さんが一人(笑)
ぐちゃぐちゃでどれがお店の人でどこがお客さんだか分かりませんが、
Robowの阪井くんとのセッションも盛り上がって良かった。
10/20の昼間の部
我孫子「うぱさんのカレー屋さん」
実は驚異の女子率だった客席。
ほぼ初めましての方ばかりだったけど、いやぁ盛り上がるもんです。
ウパ君が作ってるカレー。
10/20夜の部
松原「えん」
前回来た時、入口の鍵が刺さったまま折れてお店が開かなかった。
いつもはお店にいるレミちゃんが自分の仕事を終えて駆けつけてくれました。
ありがとうね、今度はゆっくり聞いてね!
一日中車移動だったので何も飲まずに寝ようかと思ったんだけど、
行くならこのタイミングしかないな、と寺田町ROBINへ。
勧めてくれたこれ、美味しかった。
たまにはこういうのも飲むんです、好きなんです(笑)
10/21いつものT邸。
以前ここに住んでいたキングとも久しぶりに会えた。
覚えてるんだよね、ちゃんと。
人間よりもずっとちゃんとしてるのかも。
そしてその夜の昭和町ではちゃんこ鍋大会が。
これまたお客さんのOさんが呼んでくれたのですが、
ここのちゃんこはマジで美味い。
もう破裂寸前まで、冗談抜きに破裂寸前まで、
食べました。飲みました。
借りた自転車で走って来たのですが、
帰りは押して帰るのがやっと(笑)
そのウォーキング中に多少でも消化してくれることを願いつつ、
美章園まで歩いて帰ります。
「えん」のブッキングをしてくれている上田さん。
そしてもう一人、ハー姉もおめでとうでダブルバースデー。
ダブルサプライズ。
うん大成功だったね。
開店と同時に満席。
そして乾杯!
他に何もできないのでお祝いに歌を。
こんなんですがまたよろしくお願いしますです。
急に寒くなったので犬でさえ体調を崩す始末。
みんなも体には気をつけてくださいね?
今日も読んでくれてありがとう。
また書きます。
お知らせです。
2012年に完売してから6年間欠品していたファーストアルバム「旅空」が、
次回のツアーから再販が決定しました。
このところは「龍麿3」や「Tonaride vol.1」で僕らを知ってくれたお客様が多く、
そんな方から「旅空」ってもう手に入らないの?との声を山ほど頂いていました。
なので今回、若干パッケージを新しくして再販することになりました。
R3の原点とも言うべきこの一枚、このアルバムをきっかけにトリオを結成しました。
自分で言うのもなんですが、今聞いても良いアルバムだなって思います。
通販の方は来月くらいから受付出来る様に準備しますが、
まずは旅です、ツアー先の皆様で未体験の方には是非聴いてほしい。
そんなわけで週末からTour「旅空2018」、よろしくお願いしますね。
あの、ステージからの光景が、とても懐かしく感じたThumbsUp横浜。
ちょうど20年前かな、WestCoast同好会ってバンドでしょっちゅう演ってたのは。
その後もちょくちょく演らせて頂いてはいたんだけれど、
当時とは世相も変わりシステムも変わりお客さんも変わり、
僕の中では特別な場所になっていたThumbsUpなのね。
バンドは前日のリハーサルからもう音を出すのが楽しくて楽しくて、
こりゃホントに面白いことになりそうだって予感満載だったし、
その挙句遠足の前の子供状態でろくに眠れなかったりもしたんだけど、
まぁそれくらい僕は楽しみにしていた佐野さんとの組み合わせ。
丁度いいくらいに埋まった客席の、
スカスカじゃなく、かと言ってギチギチでもなく、
本当にいい具合に埋まった客席の皆さんが素晴らしかった。
何しろこの横浜って状況はホームでありアウェイでもあると思ってて。
いつもみたいにこちらからその街へお邪魔するスタンスでもなく、
かと言って近所だからとか、知り合いだからとかが、
ほとんど通用しない立地、そんな位置付けなんだよね、サムズ。
何かを試されて、何かをひとつ乗り越える、
そんな心構えでいないといろんなことが上手くいかないの。
だから色んなやり繰りの末あの場に集まってくれたみんなの、
純粋に音楽を楽しみにして来てくれた会場の雰囲気が、
まずとても心地良かったんです。
こちらも真っ直ぐに音楽に向かえる空気を作ってくれた。
ありがとうございました。
始まってからはずっとあの四人での音の会話、
楽しんでいるうちにあっという間のエンディング。
ホント、あっという間でした。
全部で20曲、演ったんだよ。
気の弱い武道館くらいのセットリストだったのに、
演ってみたらあっという間だったよね、あっという間。
例えば10年以上前から応援してくれている人が、
その歌が流れた季節に戻った景色が見えるような。
例えばここ最近聴き始めてくれた人が、
その歌が出来た頃を想像出来るような。
集大成としてはそんなことを願ってセットを組んでみました。
そんな曲たちをここから先どう演って表現して行くのか?
それはあの四人での絶妙なバランスと、
なにをどうしても転ぶ事の無い、いや、
万が一転んだとしてもそれを恐れる必要のない演奏と、
そんな力強さで未来を感じてもらえたら本当に嬉しいな、と。
何よりも終わった後に社長の佐布さんと店長の小山くんが、
「みんな楽しんでましたね?」って喜んでくれたのが嬉しかった。
演るお店の人が喜んでくれるのは必要条件。
そうでないところでは演る意味が半減しちゃうし、
それはお客さんにもダイレクトに伝わっちゃうからね。
お客さんが良い顔して帰るライブ。
それが僕の仕事であり、一生をかけたライフワーク。
そこに邪魔なものは、こちらから取り除いて行く。
これが、僕の姿勢。ブレない、姿勢。
新しいアルバムを録る段取りとか、
考えるともうワクワクしかしない。
楽しみにしていてね、良いヤツ作るから。
ちなみにあの日の会場、あのカルメン・マキさんが遊びに来てくれてまして、
というのも来月ユカリさんと一緒に演るらしいんだよね。
カウンターのところで踊ってるシルエットが嬉しかったです。
おまけに遊びに来たジェイク・シマブクロさんまで、
アルバムを買って行ってくれたらしい、嬉しいです。
とにかくスペシャルはおかげさまで大成功。
みんなの力、お借りしました。ありがとう。
これから先も楽しみにしてくれたらホント嬉しいです。
今周りにいてくれる人たち、すんごいからね。
どんどん進化してくから、ついて来てね!
photo by H.Nagai
序盤はファーストからの曲を中心に。
客席のそれぞれの思い出と共に。
photo by H.Nagai
佐野さん、ホントに素敵な音だった。
photo by H.Nagai
ユカリさんにはもうドップリ甘えてます。
ズレたり噛み合ったり、そのやり取りすら愛おしい。
photo by H.Nagai
イットさんは多分物凄く歌って来てくれたんだよね、コーラス。
それでも合ったり合わなかったりがね、堪らない。楽しいの。
photo by A.Tadima
まだアルバムに入ってない曲なのに覚えてくれてるんだろうか。
未発表にも関わらず境目なく盛り上がって行く客席。ありがとう。
photo by A.Tadima
いつものギリギリ攻める感じよりも、
ゆったりと歌えたのはこの客席のみんなのおかげです。
photo by A.Tadima
なんちゅう顔してるのかと思うけど、
演ってる方がニマニマしちゃうライブだったんだよ。
photo by A.Tadima
ユカリさんへのサインはこの角度で十分。
photo by A.Tadima
佐野さんがドライヤー買いに行った話は楽屋でも盛り上がって、
果たして公にして良いのかどうなのか?ま、話しちゃったけどね。
photo by T.Naganawa
誰が言い出したのか、やっぱりテキーラが出てくる。
もう仕事として、仕方がないアンコールとアルコール(泣)
これはドクターNaganawaの撮影、ありがとうございます。
photo by A.Tadima
photo by A.Tadima
もうね、音のやり取りが楽しくてしょうがないの。
じゃなきゃこんな表情出来ないでしょ?
photo by A.Tadima
実を言うとこの辺り、指が攣ってて上手く弾けなかった(笑)
身体鍛えたつもりでも指はまた別なのね、反省。
でも良いショットだね、ありがとうタヂマ。
photo by H.Nagai
こんな、そのまんまフライヤーになりそうなショットまで。
ありがとう永井くん。
photo by H.Nagai
エンディング、ラストのコールは客席の皆さんへ。
本当にありがとう。
この秋、超えなきゃいけない山が三つあって、
この日はそのうちの一つだった。
みんなが乗り超えさせてくれました。
ありがとう。
さて、今週はソロで大阪へ行って、
その後来週はソロで山形へ。
戻って神奈川で三本演ったらいよいよ九州へ向かいます。
インフォメーションをチェックして追いかけてください。
今日も読んでくれてありがとう。
「飛ぶ東部戸袋事件」の事とか
書きたいんだけどな、書こうかな?
お楽しみに!